焼肉
それまで焼肉屋と言えば、モクモクと漂う煙は覚悟のうえ訪れる箇所でした。
そしてそのあと押しとなったのがエバラ食品から売り出しされた「焼肉のタレ」。
このタレを肉に揉み込めば家庭でも焼肉屋の味を満喫できるという商品で、一気に家庭でも焼肉が染み渡る。
1979年(昭和54年)に無煙ロースターが登場して以来、全国の焼肉屋で標準装備されるようになりました。
1950年代後半からの高度成長期とともに、一躍ブームとなっていった焼肉。
加えて焼肉屋の改革と言えば、「無煙ロースター」の登場です。
今や焼肉大国の韓国にも輸出している程、功績を残しています。
それにより、特に女性からは敬遠されがちだった焼肉屋ですが、煙を吸うロースターが登場したことで、そのデメリットをカバー。
そして、肉を揉み込まず、焼いた肉をタレに付けて食べる、というその頃では今風な食べ方もこのアイテムにより広まり、日本独自の付けダレ文化が生まれたと言います。
宝町 焼肉屋